NPO法人 ジャパンユニバーサルスポーツ・ネットワーク

理事長  李節子からのごあいさつ


・私は在日韓国人2世として日本で生まれ、日本で育ちましたが、大学3年生まで日本名で生活してきました。   
 家庭の事情などで小・中・高・大学まで日本の教育を受け、中学から大学まで陸上競技の選手として競技生活を送り、
 その後は日本陸連の公認審判員として様々な競技に関わって来ました。1999年に片足の世界記録保持者である
 ワン・ホウビン選手の跳躍を目の前で見て体中に鳥肌が立つほどの感動を受けました。   
 私は日本の社会の中で何度か在日という壁にぶつかり、国体や進路などで差別を受けてきました。
 そんな差別をいつかなくしたい!と思っていた私に友人からノーマライゼーション社会を目指した活動をしようと
 誘われ2002年には競技スポーツとは違うユニバーサル駅伝を考案し、小学生・高齢者・障がい者など様々な人が
 加わり、5人の選手がひとつのチームを編成し、5人の中・高・大学生がサポートをしてタスキを繋ぐ駅伝大会を
 仲間と共に新宿で初めて開催しました。
 2008年からは地元大田区で多くの皆様のご支援・ご協力を頂き、「おおたユニバーサル駅伝」が開催されました。
 NPO法人ジャパンユニバーサルスポーツ・ネットワークはこれからも多くの皆様と共にユニバーサルスポーツを
 展開し、年齢、性別、国籍の違い、障害の有無を超えて支えあい、一緒にスポーツを楽しむことで人々の心を豊かにし、
 誰もが自分らしく暮らしていけるユニバーサル社会を目指していきます。 どうぞ宜しくお願い申し上げます。